肌の弾力とハリを維持しているコラーゲン。しかし、コラーゲンは年齢を重ねるとともに減少をしていきます。50代では20代の半分程度にまで減少をしてしまいます。
コラーゲンの減少は、たるみやシワの原因に。でも、どうして年齢を重ねるとコラーゲンが減少をするのでしょうか。また、コラーゲンの減少を抑えることはできないのでしょうか。

コラーゲンが減少する理由

コラーゲンが年齢を重ねると減少する理由は2つあります。
1つは新しいコラーゲンを作れなくなること。もう一つは作ったコラーゲンが分解されることです。

コラーゲンは線維芽細胞によって作られています。線維芽細胞はコラーゲンを作るだけでなく、分解をする働きもあります。
コラーゲンはタンパク質なのですが、タンパク質は時間が経つと劣化をしてきます。劣化をしたタンパク質は正常に働くことができないため、分解をして新しいものを作り直すのです。

コラーゲンも表皮と同じでターンオーバーを繰り返しています。ターンオーバーの周期は表皮よりも遅くて、2~3年ほどです。もともとターンオーバーが遅いのですが、年齢を重ねるとさらに遅くなります。つまり、劣化したコラーゲンがたまっていきます。
劣化したコラーゲンがたまると、線維芽細胞が過ごす環境が悪くンなり、コラーゲン生成のスピードが落ちてきます。

コラーゲンを健康に保つコツ

年齢を重ねることは止められません。では、どのようにコラーゲンを健康に保てばよいのでしょうか。

まず大切なことは紫外線を防ぐことです。
紫外線を浴びると活性酸素が発生をして、線維芽細胞がコラーゲンを作れなくなってきます。紫外線を浴び続ければ線維芽細胞は死んでしまいます。さらに、紫外線のダメージでコラーゲンを分解する酵素「MMP-1」が分泌されます。

日焼け止めは1年中必要です。曇りの日でも晴れの日の80%の紫外線が地上に届いているので日焼け止めが必要です。
日焼け止めで紫外線を防ぐには、たっぷりと塗らなければなりません。ローションタイプの場合、顔には500円玉大が必要になります。
そして、汗や摩擦で簡単にとれてしまうので、こまめな塗り直しもしましょう。

コラーゲンの生成に欠かせない、ビタミンC、鉄分、タンパク質も摂取しておきましょう。ビタミンCはレモン、イチゴ、キウイ、赤ピーマンなどに、鉄分はカツオ、レバー、アサリ、ほうれん草などに多く含まれています。タンパク質は肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品など、さまざまな食品に含まれています。